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童謡詩人 清水かつらを訪ねて

清水かつらは、明治31年(1898年)7月1日に江東区で生まれ、文京区本郷で育ちました。 本郷に移ってからは、継母の実家である和光市新倉によく遊びに行っていたようです。 成増には、おつかいで訪れたようで、「叱られて」は成増や赤塚あたりを背景にしていると言われています。

関東大震災のあと家財を失い、和光市に移り住みます。 和光市と成増の間に住んでいたため、通勤は成増駅から東武東上線を使っていました。

成増駅前アクトホールの外壁には「雀の学校」の詩と楽譜のプレートがあります。 アクトホールでは毎年、『成増童謡まつり』を開催しています。 幅広い年齢層、様々な団体が合唱や演奏で参加し交流するイベントです。

東武東上線成増駅南口噴水広場『うたの時計塔』 。昭和51年(1976年)、かつらの25回忌の年に『うたの時計塔』は建立しました。

流れるメロディは6種類です。8時、10時、12時、14時、16時、18時の時間ごとに決まっています。 どの曲が何時に流れているのか、ぜひ立ち寄って耳を傾けてみてください。

東武東上線成増駅北口『みどりのそよ風 歌碑』 。白子から成増の田園風景が目に浮かびます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

<参考資料>板橋区立図書館所蔵

 「靴が鳴る 清水かつら童謡集」

 「清水かつら楽譜集」

 「あした 童謡詩人 清水かつら」

 「あしたに 童謡詩人 清水かつら」 他